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アオミオカタニシ Leptopoma nitidum
環境省レッドデータブック:準絶滅危惧NT

2014.08.13
撮影地:沖縄県石垣島

奄美群島以南に分布するヤマタニシ科の陸貝。(奄美では絶滅したと考えられる)
国外でも台湾、パプアニューギニア等で確認されているようです。
基本的には樹上性で、木の幹やクワズイモの葉で見つかることが多いです。

本種の特徴と言えば、この目の覚めるようなクリームソーダ色。カタツムリのイメージを覆すようなインパクトがあります。
その映えるビジュアルから飼育対象としても一定の需要があるのですが、本種の食性については分かっておらず長期飼育は難しいようです。
樹上のコケや地衣類を食べているものと思われますが、実際のところは不明です。


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原始紐舌目では比較的大型になるヤマタニシ科ですが、そのなかでもアオミオカタニシは異質・・・。
軟体部が白いおかげで、触覚の基部にある目は他種と比べてとても良く目立ち、ほっぺたも赤らんでいるように見えます。


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こちらは幼貝。アオミオカタニシのクリームソーダ色は成熟するにつれ深みを増し、このように幼貝時代は黄色みを帯びた白色をしています。
目の比率も大きく可愛らしいものですね。

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上の写真は大きく写していますが実際の大きさは1cmほど。
この個体が成貝になって鮮やかな色を呈するには、一体あとどれくらいの年月を要するのでしょうか。気になるところです。


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本種を始めてみたのは、二年半前の沖縄本島にて。
当時は自身で見つけることは叶わず、ろくな写真も撮っていませんでしたが、こうしてまたお目にかかれて嬉しい限りです。
私が陸産貝類にハマるきっかけのひとつとなったアオミオカタニシ。アオアミオカが日本にいて良かったなあ、としみじみ思います。
市街地の公園なんかにもいたりするのですが、現地でもその存在を知らない方が多いようです。こんなに綺麗なんですけどね。

Leptopoma属は国内ですと本種のみですが、国外に多数存在し、近いところだと台湾にLeptopoma tigrisが生息しています。
殻がより尖ったり、模様があったりとどれも魅力的な種類です。Leptopoma undatum なんかは特に素晴らしい・・・。 
いつかこの目で実物を見たいものです。



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ちなみにこの鮮やかな色は、殻に詰まった軟体部の色です。死貝となり中身がなくなるとその緑色は失われ、殻自体は乳白色であることが確認出来ます。
この写真の撮影には生体を用いているため、標本写真というにはグレーな感じはしますが形態の確認には使えるかなあ・・・と。
といっても国内にアオミオカの類似種はいないので、実用性があるかは微妙なところですが(笑)

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2014.09.15 / Top↑
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